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―― 今日のディザイアは、どんな調整でしたか? | |
松永 | 今朝は5時過ぎから 厩舎周りの曳き運動を約1時間ほどやりました。 追い切りの翌日ですから、今日は軽いメニューです。 |
―― 雰囲気はどうでしたか? | |
松永 | 脚の運びも柔らかくスムーズで、 すごくいい雰囲気でしたよ。 でも、決してのんびりした感じじゃないんです。 適度に気持ちが入った様子で、 キビキビと歩いてましたね。 昨日の追い切りで、 レースが近いということを わかっているんだと思います。 |
―― 追い切りの疲れなどは感じられませんでしたか? | |
松永 | 特にそういった面は見られないですね。 昨日、いい時計を出したので、 ちょっと気にはなっていたんですけど、 今日も元気がありましたしね。 ディザイアにとって、あれぐらいの時計は たいしたことなかったんでしょう。 人間が心配することもなく、 飼葉もペロッと完食してましたよ(笑)。 |
―― 厩舎の雰囲気はどうですか? | |
松永 | オークスに向けて、みんなで なにか話をしたりということはないですけど、 それぞれ意識はしているとは思います。 ぼくも、昨日は共同記者会見に出ましたし、 いよいよ近づいてきたな、という感じですね。 |
―― あとは、輸送ですね。 | |
松永 | そうですね。 土曜日の午前中に栗東を出る予定です。 今までの感じを見ている限りでは 大丈夫だとは思うんですけどね。 ただ、これまでの関西圏と違って、 今回は東京までの輸送ですからね。 長時間、立ったまま揺られるわけですから、 やっぱり楽ではないと思いますよ。 人間みたいに、リラックスして横になったりとか、 そういうわけにはいきませんからね。 なんとか無事にクリアしてくれたらいいんですが。 |
―― では、まだまだ油断できない日々が続きますね。 | |
松永 | 昨日も言いましたけど、やっぱり ゲートインするまで気は抜けないですし、 とにかく、いい状態で出走させることが、 ぼくらの仕事ですからね。 今のところは、思い通りうまく来ていますから、 これを当日までキープしていけるよう 緊張感を持って進めていきます。 |
取材を受ける担当助手の斉藤さんと、食べ続けるディザイア(笑) | |
明日もオークス直前情報を15時頃にお届けします。 |