京都のとある大きな神社の参道から一本入ったところにひっそりと佇む隠れ家的な創作フレンチレストラン。4月某日、そこでオークスに向けて、健闘を誓う二人のホースマンにお話を伺いました。 | |
―― 本日は、お忙しいところお越しいただき、ありがとうございます。 | |
松永 | いえいえ、よろしくお願いします。 |
四位 | よろしくお願いします。 |
―― まずは桜花賞を振り返っていただきましょう。 | |
松永 | 2着でしたけど、 |
四位 | ぼくもそう思います。 |
松永 | ほんとにそんな感じだったね。 |
四位 | もちろん2着ですから、まったく悔しくない って言ったらウソになりますけど、でも、 その悔しさを通り越した感じの競馬だったと思います。 |
松永 | あの馬自身、まだ3戦目ですよ。 |
四位 | 3戦目で、ブエナビスタにあの着差でしたから。 |
―― 作戦は何か立てていたんですか? | |
松永 | 特になかったですね。 |
四位 | 幹夫さんからは、いつも通りパドックで 「気をつけてな」 だけですよ(笑)。 だいたいそんな感じなんですよ。 |
松永 | 四位ほどの大ジョッキーですからね。 指示は必要ないですよ。 いろいろ考えても、 その通りにいかないのが競馬ですからね。 ゲート開いて、躓いたりとか出て行かなかったりとか ほんとにいろんなことがあるわけで。 |
(明日につづく) 11時に更新します |