多くの要素が絡み合うことによって流れが作られていくのが競馬。 | |
―― こういうレースをしてほしい、という希望はありますか? | |
松永 | いや、特にないですね。 |
四位 | 勝てるレースを、ですよね?(笑) |
松永 | もちろんそうだけど。 展開とか、流れとか、 どうなるかわからないですしね、競馬ですから。 でも、桜花賞は 目一杯に作っていたわけじゃなかったし、 そういう意味では、上積みは絶対にあるでしょう。 オークスは、ほんとに楽しみですよ。 ただ、相手というか、 ブエナビスタは見てのとおり、 本当に強い馬ですよ。 それを忘れないでください(笑)。 |
四位 | ええ、本当に強いです(笑)。 |
―― やっぱりレースでもブエナビスタを意識して乗りますか? | |
四位 | それはないと思います。 現時点での完成度は、 そりゃブエナビスタの方が全然上ですよ。 でも、だからといって、特にブエナビスタを 意識した作戦というか、 乗り方はしないつもりですよ。 だって、あの馬よりも、 もっと強いのが出てくる可能性だって あるわけじゃないですか。 阪神の1600mから 東京の2400mになるわけですから、 コースが替わって、距離が延びたことで 新しい一面を見せる馬だっているわけです。 だから、 他の17頭がみんなライバルという考えで乗りますよ。 G1に乗るときって、ぼくは、 特定の馬をマークするとか考えないんですよ。 マークしたからって勝てるわけでもないですしね。 下級条件なら、 「あの馬を負かせばなんとかなる」 という乗り方もしますけど、 G1で、特定の馬に意識を奪われると ロクなことがないですよ(笑)。 やはり、馬とのリズムを合わせて、 というのが絶対いい方向に行くと思います。 |
―― 東京コースというのは? | |
松永 | 合うと思いますよ。 |
四位 | もちろん、ぼくもいいイメージはありますよ。 ただ、オークスを使う馬というのは、 ほとんどが、東京コースが合うと思って 使ってくるんですから(笑)。 |
松永 | ほんと、そう(笑)。 |
(明日につづく) 11時に更新します | |
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