本番を見据えつつも、無様な競馬は見せられない。 | |
―― 結果は2着でしたが、 上がりタイムは34秒0で、ディザイアが最速でした。 | |
西川 | だから、あの位置からよく差を詰めたし、 |
松永 | 前がけっこう残ってますからね。 馬場が良すぎたのかな。 |
四位 | この秋の阪神は、芝の根付きが悪いんですよ。 つぎはぎだらけのとこもあって。 だから、馬場に けっこうプレスかけてるんじゃないですかね? |
松永 | その前の週もレコード出てるし、 むちゃくちゃ速い馬場ですよ。 |
四位 | それでもクーデグレイスは、 夏も使ってきているので3着に残れてるんですが、 ジェルミナルは、秋初戦でしたから、 止まっちゃいましたよね。 普通の3歳牝馬だったら、 休み明けであのハイペースは 耐え切れないですね。 |
―― ディザイアにとって、秋初戦としては、 | |
西川 | ディザイアには |
四位 | すみません(笑)。 |
―― G1の舞台まで取っておきましょう。 | |
四位 | こないだのレースを終えて、 やっぱり能力の高さを再認識しましたしね。 本番までに、いろいろ考えて しっかりやらなきゃいけないけど、 楽しみですよね。 |
松永 | 馬にとっても、ぼくらにとっても、 |
西川 | ほんと、そういうふうに 前向きに行きましょう。 それと、ディザイアに関しては、 お母さんが気性に問題があったから、 この仔もいつか危なくなるんじゃないか、 という心配がずっとあるんですが。 |
松永 | 桜花賞使ったときに、 「もう大丈夫だな」 と思いました。使うたびに、 落ち着きも出てきてますし、 心配ないんじゃないですか? |
四位 | オークスのときも、馬場入りのときに スタンド前でしっかり歩いていたし、 ローズSでも、やり方を変えたくなかったから、 1頭だけずっと誘導馬について しっかり歩かせたんです。 ちゃんと辛抱して歩くんですよね。 |
松永 | もう大丈夫ですよ。 |
(明日につづく) |