真冬の冷たい風が吹きすさぶなか、 かつてCMに出演していた三菱アウトランダ-(車体の色は鮮やかな赤)を駆って、 武豊騎手が対談会場となる和食屋さんに到着しました。 細身のお洒落なスーツを着込んだ武豊さんと、オーソドックスなスーツ姿の西川哲社長は、 まずはガッチリと握手を交わし、久しぶりとなる再会を喜びあいました。 そして対談は、お二人が初めて出会ったときの思い出話からスタートします。 |
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哲 | 武ちゃんと初めて会ったのは、 フジテレビの“女子アナ新年会”という番組だったよね。 覚えている? |
武 | よく、覚えていますよ。 確か、ぼくが20歳のころだから、 もう20年も前になりますかねぇ。 |
哲 | ぼくの方は21歳だったかな。 フジテレビの有賀さつきアナとか、河野景子アナとかが出ていて、 スポーツ界の若手ということで、 ゴルファーのぼくや、ジョッキーの武ちゃん、 それからプロ野球ロッテの初芝清選手なんかが出ていた。 それで、女子アナたちを相手に “フィーリングカップル5対5” みたいなことをやった・・・(笑)。 |
| “フィーリングカップル” の結果も気になるところですが、 お互いの第一印象は、どういうものだったのでしょう? |
武 | 当時は、競馬の世界以外の知り合いというのが本当にいなくて、 違う世界の人に、凄く興味を持っていたんです。 でも、芸能界の人と付き合うのも難しいところがあったし、 野球選手も身体付きが全然違っていて、 ちょっと距離感を感じていた(笑)。 でも哲さんは、年齢も近かったし、 身体付きもプロスポーツ選手としては華奢だったから、 楽屋にいるときから親近感を持っていた。 それで、実際にお話をしてみて、 とても話やすかったことを覚えていますね。 |
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哲 | ぼくも、武ちゃんの第一印象が凄く良くて、 すぐに友達になりたいなと思った。 だけど、あの時期はお互いに忙しかったし、 武ちゃんはすぐに国民的スターになっちゃったし(笑)、 一緒に飲みに行ったりということは、なかなかできなかったよね。 |
武 | あのテレビ番組の後も、 ゴルフ関係のイベントやパーティーで、 何度かお会いしていたのですけどね。 |
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| (金曜日更新の第2回につづく) |
| 次回は、ゴルフについての話題をお届けします。 |
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