哲 | ヨーロッパには、英1000ギニー、2000ギニーを開催する |
武 | コーナーワークを心配する必要はないから、 基本的には、とても乗りやすいですよ。 |
ちなみに、ニューマーケット競馬場ではありませんが、 フランスのロンシャン競馬場の直線1000mコースで行なわれる スプリントG1戦アベイユドロンシャン賞で、 武豊騎手は、1999年アグネスワールド、 2001年インペルアルビューティと、計2勝をマークしています。 | |
武 | それにしても、ニューマーケットでのギニーレースは、 ファンにとっては、とても見にくい競走ですよね。 ギニーレースは、スタート直後の様子が、 スタンドのファンには、ほとんど分からない。 ゴール前も、たくさんの出走馬が一気になだれ込んでくる感じだろうし、 日本のようにレース展開をキッチリと追いかけることは、 ほぼ不可能でしょうね(笑)。 |
哲 | 自然の地形をなるべく活かすというのが、 ヨーロッパの競馬場の基本的な考え方なのだろうね。 競馬場そのものの雰囲気も、日本とは、だいぶ違うでしょ? |
武 | そうですね。競馬場によっては、 ファンのすぐそばを、 すり抜けていく形で移動するケースもあるのですが、 ちょっと声をかけられたりするだけですから。 もし、日本の競馬場で同じことをしたら、 大変な騒ぎになって、 とても目的地まで、たどり着けないでしょう(笑) フランスやアメリカの観客は、大人の対応をしてくれるというか、 日本のファンほどは、競馬に対して熱狂的ではないのかもしれませんね。 |
(金曜日更新の第14回につづく) | |
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