武豊 西川哲 新春特別対談

“スーパージョッキー”武豊騎手と、競馬の世界でトップを目指す東京サラブレッドクラブ社長西川哲が存分に語り尽くしてくれました。
第2回
お互い年を取っちゃう前に、是非一緒にラウンドを！

  

哲

武ちゃんが、一時ゴルフにハマっていたという話を、
弟の（武）幸四郎クンと一緒にラウンドしたときに
聞いたのだけど？

武

骨盤骨折する（注１）前だから、10年ほど前になりますけど、
確かに、凄く熱心にゴルフに取り組んだ時期はありました。

哲

ちょうど武ちゃんが、ゴルフを熱心にしていた時期は、
タイガー・ウッズが世界的なヒーローになっていったときでもあった。
その頃、“タイガーと一度でいいからラウンドしてみたい” という人が、
周囲にはたくさんいたけど、
自分は “タイガーより、武ちゃんと回ってみたい”
という気持ちの方が、圧倒的に強かったんだよね。
ところで、武ちゃんは、もうゴルフはやっていないの？

武2008年の11月に腕を折って（注２）から、
1年くらいはしていないのだけど、
今度、久しぶりにラウンドします。
まあ、テレビ番組でなんだけど・・・（笑）

哲

そういうことなら、
今度、是非一緒にラウンドしましょうよ！

武

オッ、いいですね!

哲

お互い、あんまり年を取っちゃう前にね（笑）
  
 

（月曜日更新の第3回につづく）

 次回からは、騎手を、そしてプロゴルファーを目指したお二人の
少年時代のお話に入っていきます。お楽しみに！
  
 （注１）
2002年2月、中山競馬場のレースで落馬事故に遭った武豊騎手は骨盤を骨折。
全治3～6カ月という発表がなされたが、
驚異的な回復力を見せ、わずか8週間でレース復帰を果した。
（注２）
2008年11月23日に、京都競馬場で落馬した武豊騎手は、左尺骨を骨折。
このときも全治2カ月と診断されたが、1カ月でスピード復帰を果した。
  
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