哲 | さっき、騎手になることは子供の頃から決めていたと |
武 | 栗東にあった、JRAの乗馬クラブに通っていましたね。 |
哲 | でも、乗馬と競馬では、乗り方がだいぶ違うでしょ? |
武 | それはそうだけど、騎手になるための準備として、 乗馬をすることは、悪いことではないと思う。 まあ、乗馬の選手になろうとは考えていなかったけど(笑)。 |
| 中学生時代の武豊騎手と一緒に、乗馬クラブに通っていたのが、 |
武 | 乗馬クラブからの帰り道、 |
さて、史上最年少で賞金王に輝いた石川遼選手もそうですが、 ゴルフの世界では、ジュニア時代から大活躍を示している選手が、 そのままプロの世界でも成功する傾向が目立っているようです。 | |
哲 | 大人になって、ゴルフのプロを目指すというのは、 実際問題、かなり難しいと思う。 どうしても、大人は頭で考えてから、行動しようとするからね。 子供は本能的にアジャストしようとするから、 正しいスイングが、すぐに身に付く。 昔と違って、身体のケアとかも科学的になされているから、 故障のリスクも少なくなっている。 まあ、あまりにも幼い頃からゴルフ漬けというのは、どうかと思うけど、 プロゴルファーになるためには、 10歳ぐらいから始めた方が、いいかも。 |
騎手の世界でも、2009年秋から、 小学生1年生から中学校1年生までの子供たちが騎手を務める ポニー競馬競走、“ジョッキーベイビーズ”が開催されています。 武豊騎手は、このイベントを、どう見ているのでしょう? | |
武 | あ~、本当に可愛いらしいな、という感じです。 彼らは、ポニーに乗っていたけど、 ぼくが幼い頃、最初に乗った馬は、 武田作十郎厩舎に所属する現役競走馬でしたね(笑)。 |
(月曜日更新の第6回につづく) | |
次回からは、ご両人がプロになりたての若手時代のこと、 さらに、現代の若手騎手、ゴルファーたちについての話が展開されます。 乞う、ご期待のほどを! | |
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