ジョッキーを目指していた武豊少年が、 | |
哲 | 競馬学校ができる前は、 |
武 | まず、調教師に弟子入りして、厩舎作業を学んでから、 |
哲 | ゴルフも、昔は師匠がいて、ゴルフ場に所属する形だった。 武ちゃんや、自分らは、旧世界から新しい世界に移り変わるときの “狭間の世代” だよね。 |
武 | 今も厩舎に所属して、強い師弟関係を持っている乗り役もいるけど、 |
ともに20年以上前にプロスポーツの世界に飛び込んだ、 武豊騎手と西川哲社長。 当時の自分たちと、現代の若手プロたちの間に、 大きく違う点はあるのでしょうか。 | |
哲 | 自分たちが若手だった頃は、 |
武 | それと、ぼくらが若いときには、怖い先輩も多かった。 今の若手たちは、本当に居心地がいいと思いますよ(笑)。 |
哲 | 実際、トーナメントに150人の先輩が参加していたら、 150人全員に挨拶してからプレーに出て行ったものね(笑)。 |
(水曜日更新の第7回につづく) | |
(注1) 4月に入学し、3年間に渡り、プロの騎手になるための技術や知識を学ぶ。 3年次の10月に行なわれる第一次試験、2月に行なわれる第二次試験に合格すれば、 騎手免許が与えられる。 | |
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