「ローカルの連闘」
が馬券作戦のうえで有力な武器になるということは、おわかりいただけたと思うが、
しかし、なにがなんでも「ローカルの連闘」イコール「馬券勝負」ではない。
なにしろローカル、勝ちたいと思うのはどこの厩舎も一緒。
となれば、「着拾いでもいい」という連闘馬もでてきたりするのだ。
そんな連闘馬をやみくもに狙っていると、
おカネはいくらあっても足りなくなってしまう。
そこで、買える連闘馬と、買えない連闘馬のターニングポイントは、
というと、目安はただひとつ、馬体重だ。
大胆にいってしまえば、馬体重がマイナス体重になっての出走でなければ、
よほどの好調時か、相手に恵まれない限り、連絡みはないと思ってさしつかえなし。
競走馬というのは、ひとたたきすれば必ず馬体重は減る。
その馬体重が増えているのは、あきらかに太目残りなのである。
それでなくても酷暑のローカル。なにもしなくても普段より発汗するハズだ。
たたいて馬体重が減らないのは、食欲旺盛で体調が良好というのではなく、
休ませていてトレーニングが足りないとみるべきなのだ。
・・・次回は「悪条件、走り抜けるは先行馬」をお送りします。
火曜日の更新をお待ちください!
東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より
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