知恵の言葉

牝馬の1番人気は信用できず(前編)

「戦後、強くなったのは女性とクツ下」
中年以上の方にはなつかしいフレーズだと思うが、
たしかに機会均等法や昨今のセクハラ問題などで、
職場や社会における女性の地位は格段にアップした。
しかし、たとえば、六本木あたりを夜な夜なカッポするギャルたちの間では、
“アッシー君”なる男たちがいる。
電話一本で駆けつけ、ギャルを送迎するのだ。
そんなことをする男も男だが、ギャルたちはなにかカン違いしているのではないか。
競馬の世界は、いまだに、“男尊女卑”が厳然と守られている。
なんともウラヤマシイ限り(!?)だ。
それはともかく、ギャルが2人以上いると、美人同士というケースはきわめてマレ。
たいていは美人とその引き立て役が組み合わさっているものだ。
そして、ナンパすると、必ずその引き立て役もいっしょについてくる。
引き立て役がトイレへいったチャンスにアタックすると、
美人は脈がありそうな素振りを示したりもする。
だが、最後は肩スカシ。
そのあげく、引き立て役のほうになぐさめられて、深みにはまったりして・・・。
競馬の世界もこれと同じだ。
美人すなわち本命
本命を追いかけていっても、結局、本命は裏切り、
ハズレ馬券しか残らないという寸法だ。
はじめから引き立て役(穴)に照準をあわせていれば、
裏切りもなく、そのうち美人(本命)が嫉妬してなびいてきたりするものだ。
ともあれ、「牝馬の1番人気は信用できず」という論の根拠は、
牝馬のもつ本質的な特性と、馬産界の成り立ちを知ることでわかってくる。


・・・続きは火曜日の更新をお待ちください!

東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より
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